【発掘・過去の通信】乾燥から身体を守る!秋の味覚と「肺の経絡」で整う潤いケア
こんにちは、探求ラボ管理人です。
スタジオの貴重なバックナンバーを掘り起こして、今の身体づくりに役立つヒントを探る「過去の通信発掘」シリーズ。今回は、2015年9月に発行された「らふぉんて通信」の書庫を開いてみました。
当時の通信が開かれた時期は、ちょうど朝晩が涼しくなり始めたタイミングだったようです。これからの季節、あるいは季節の変わり目に知っておきたい「乾燥対策」と「呼吸の知恵」が詰まっていましたので、管理人の視点を交えて読み解いていきましょう。
◆秋の養生:鶏のように早く寝て、早く起きる
当時の通信によると、東洋医学において立冬(11月8日頃)までの秋の季節は、「鶏のように早く寝て、早く起きるとよい」という教えがあるそうです。
なぜこの時期に睡眠や休息のバイオリズムが大切なのかというと、キーワードは「乾燥」にあります。秋が深まるにつれて空気が乾燥してくると、のどや鼻が乾き、せきが出やすくなります。呼吸器系が乾燥によってダメージを受けると、免疫力が落ちて風邪をひきやすくなってしまうのです。
そこで重要になるのが、内側から身体を潤すアプローチです。
◆内側から潤す「秋の味覚」
通信の中では、乾燥に負けない身体を作るための「潤い食材」として、以下の秋の味覚が挙げられていました。
柿、梨、ブドウ、銀杏(ぎんなん)、長芋(ながいも)
旬の食べ物には、その季節のトラブルを打ち消す自然のパワーが備わっています。これらの食材は、カサつきがちな呼吸器や皮膚に潤いを与えてくれる心強い味方です。
ちなみに、当時のメインインストラクターの日記欄には、「前年の秋にいただいた梨がものすごくジューシーで、その食材を見直してしまうほどの感動があった」と綴られていました。美味しい食べ物との出会いは、大人の学びや自由研究のようなワクワク感を与えてくれますね。
◆ラボ管理人’s Eye:呼吸器を整える「肺の経絡」アプローチ
ピラティスのレッスンでも、呼吸はすべての動きの土台となります。通信では、鼻やのどからくる風邪を予防するために、「肺の経絡(けいらく)」を刺激して呼吸器系のバランスを整えるケアが推奨されていました。
東洋医学でいう「肺の経絡」のエネルギーラインは、両腕の親指側のラインを走っています。ここをセルフケアで整える2つの具体的な方法が紹介されていました。
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方法①:さする 皮膚と呼吸器系は密接に関連しているため、この親指側のラインを、皮膚がぽかぽかしてくるくらい優しくさすってあげます。肺の経絡に限らず、お肌全体をさすってあげることも皮膚のセンサーを刺激するのに有効です。
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方法②:伸ばす 親指側のラインが心地よく伸びるようにストレッチをかけます。このときの最大の注意点は、「痛くなるまで伸ばさない」こと。3秒ほど「気持ちいい」と感じる範囲でじんわりと伸ばすのが、身体の緊張を緩めるコツです。
◆香りのサポート:フランキンセンスで深い呼吸へ
さらに、呼吸を深くするためのアロマとして「フランキンセンス」の香りがピックアップされていました。
フランキンセンスは、胸まわりの余計な緊張をほぐし、呼吸の通り道を穏やかに広げてくれる効果があります。心がざわつくとき、何かに集中したいとき、あるいは瞑想のように心を静かに鎮めたいとき、この香りを空間に取り入れることで、ピラティスの質もグッと高まります。
旬の食材で内側を満たし、腕の内側を優しくケアして、アロマの香りで胸を開く。 一見シンプルなことの積み重ねですが、自分の身体が何に感動し、どう変化するかを観察することこそ、スタジオが大切にしている「カラダの気づき」です。
皆さんもぜひ、日々の生活のなかで小さな自由研究を始めてみませんか?

ラボ管理人