【発掘・過去の通信】過去の通信メソッドから学ぶ:お腹への気づきと、夏に向けた二の腕引き締めアプローチ

こんにちは、探求ラボ管理人です。

スタジオの貴重なバックナンバーから有益な身体のメソッドを、現代の視点から再評価する「らふぉんて通信発掘」アーカイブシリーズ。今回は2016年5月号の通信に掲載されていた健康法とエクササイズをピックアップし、私の視点を交えてお届けします。

当時から火曜日を担当していますインストラクターが紹介していたのは、日々のセルフケアとして取り入れたい「お腹への意識」

 

解剖生理学的な視点から見る「お腹のケア」と表情の相関

通信の中で推奨されていたのが、「毎日自分のお腹に触れる習慣」です。 鏡でお腹のシルエットを確認することはあっても、実際に手のひらで直接触れて、その状態を観察する方は少ないのではないでしょうか。

東洋医学や内臓マッサージ(チネイザン)の考え方において、お腹(内臓)の状態は顔の表情や皮膚の状態と密接に関連しているとされています。

例えば、内臓の位置が下がる「内臓下垂」や腹圧の低下は、姿勢の崩れを引き起こし、結果として顔のたるみや口角の下がりとなって表面化することがあります。

表面的なケアだけでなく、根本である内臓の緊張を和らげることが、健やかな身体を保つためのアプローチとなります。 方法は非常にシンプルで、「自分の手のひらをお腹に当てて、その柔らかさや温かさを感じること」です。これによって自己受容感覚が高まり、内臓の余計な緊張を引き算することができます。

 

効率的に上腕三頭筋を刺激する「二の腕エクササイズ」

さらに、薄着の季節の5月に入り、袖の短い服を着る機会が増える夏の時期に向けて、通信では以下の2つの引き締めワークが提示されていました。

  • ワーク(20回):両腕を体の後ろに伸ばし、ゆっくりと上下に動かす。

 

  • ワーク(20回):両腕を体の後ろに伸ばしたまま、手のひらを左右に振る(バイバイの動作)。

 

ラボ管理人’s Eye:運動効率を高める2つの解剖学的ポイント

このエクササイズでターゲットとなるのは、二の腕の後ろ側に位置する「上腕三頭筋」です。この筋肉にピンポイントで負荷をかけるため、通信では以下の2つの鉄則が示されています。

  • 指先を遠くに伸ばしながら動かす

上腕三頭筋は、肘の関節を完全に伸ばしきったときに最も強く収縮します。指先を遠くへ引っ張るように意識す  ることで、肘の緩みがなくなり、筋肉の奥深くまで確実に刺激が届きます。

  • 肩や胸が前に出ないようにする

腕を後ろに引く際、肩が前に巻き込んで胸が縮んでしまうと、負荷が大胸筋や僧帽筋に逃げてしまいます。胸を開いて肩甲骨を背中の正しい位置に固定したまま動かすことで、二の腕の筋肉だけを単独で稼働させることができます。

 

当時のスタジオ記録(2016年5月)

ちなみに、この2016年5月当時は、火曜日・水曜日・日曜日を中心にチネイザンのセッション枠が設けられ、多くの会員様がインナーケアに取り組まれていました。スタジオが開設されて間もない時期の記録です。

 

10年前も現在も、身体の構造や必要なケアの本質に変わりはありません。 日常の中で手のひらをお腹に当てて内側の状態を観察し、スタジオのレッスンやご自宅での簡単なワークを通じて、しなやかで引き締まった身体を作っていきましょう。

 

ラボ管理人