【発掘・過去の通信】かき氷と頭痛の意外な関係-肩甲骨をゆるめて血流を整える
こんにちは、探求ラボ管理人です。
今回ご紹介するのは、らふぉんて通信2016年8月号です。
冒頭には、こんな一文がありました。
「この夏初のかき氷を頂きました。ガリガリしたのも美味しいですが、ふわっふわのかき氷が口の中で一瞬で溶けるのは、なんだかちょっと幸せ気分を味わえます。キーンと頭が痛くなることも無いですね。」
夏の風物詩、かき氷。私も毎年、頭がキーンとなるのを覚悟しながら食べています。
◆10年前のインストラクターの言葉:「肩甲骨の間をゆるめましょう!」
「でも、頻繁に冷たいものは禁物です! 食べ過ぎなどによる胃の疲れや冷えが、背中→肩→首を固くし、血行が悪くなることから頭痛を引き起こすことがあります。肩こり首こりから頭痛のする方は、暴飲暴食や冷たいものを控えたうえで、肩甲骨の下の方をゆるめることを試してみてください。」
◆簡単セルフケア:肩甲骨の間を緩める「ふりふりリリース&アームサークル」
①ふりふりリリース
横向きに寝て、上側の手を天井へ。肘をゆるめ力を抜いて、腕をふります。
②アームサークル
横向きに寝て、円を描くように天井側の腕を動かす
背中・肩・首までの固さをとり、血行を良くします。
◆ラボ管理人’s Eye:「冷たいもの→頭痛」は本当につながっているのか
「かき氷で頭がキーンとなる」現象自体は、医学的にも「アイスクリーム頭痛」として知られていて、冷たいものが口の中の上あごを急速に冷やすことで、近くを通る血管が収縮し、その後の急激な拡張が三叉神経を刺激して起こると考えられています。これは通信にある胃の疲れからくる頭痛とは別のメカニズムですが、どちらも冷えが引き金になっている点は共通しています。
通信で語られている「冷たいもの→胃の疲れ→背中・肩・首が固まる→頭痛」という流れは、東洋医学的な内臓と身体表面のつながりに近い考え方です。胃腸が疲れると、その反射として背中や肩まわりの筋肉が緊張し、結果として血流が悪くなり頭痛につながる、というのは臨床的にもよく見られるパターンです。
そして「肩甲骨の下の方をゆるめる」という提案が面白いところです。肩甲骨まわりには僧帽筋や菱形筋といった、首から背中にかけて広がる筋肉が付着していて、ここが固まると首への負担が増し、頭部への血流にも影響が出やすくなります。
「ふりふりリリース」のように、力を抜いて腕をぶらぶら揺らすだけの単純な動きでも、筋肉の緊張が抜けやすくなり、周辺の血行改善につながるのは理にかなっています。
冷たいものを食べたあとは、肩甲骨のあたりを少し揺らしてみる。かき氷を美味しく食べるための、ちょっとしたテクニックになるかもしれません。
◆新しい仲間が加わりました
8月号では、新しいインストラクターが加わったことも紹介されていました。町田生まれ町田育ちで、アルトサックスが趣味という彼女は、「ピラティスは身体と心のサプリメント」という言葉で自己紹介を結んでいました。イカとミルクレープが好物だそうです。
新しい風とともに、火曜・水曜にグループクラスも新設されたとのこと。スタジオが少しずつ賑やかになっていった時期だったのですね。
ラボ管理人