今から約10年前、2015年1月の手書き通信を発掘しました。 当時の私は、新年の抱負として「“生きる”とは“与える”こと」なんて、ちょっと哲学的なことを書いていました。若かったですね。

さて、立春を過ぎてもまだまだ寒いこの季節。 当時の通信に、今すぐ使える「冷え性対策」が書いてあったのでシェアします。

◆足先が冷たくて眠れないときは?

布団に入っても足先が氷のように冷たい。 そんな時、一生懸命に足の指を揉んだり、足首を回したりしていませんか?

もちろん悪くはないのですが、10年前の私はこう書いています。

「足先を動かす前に、股関節を大きく動かしましょう」

◆末端ではなく、根元を動かす

理屈はこうです。 足先(末端)の血流を良くしたければ、その通り道である大きな関節(膝や股関節)を動かして、ポンプ作用を促すほうが効率的だからです。

通信でおすすめしているのは以下の2つ。

  1. レッグスライド(仰向けで片足を滑らせて曲げ伸ばし)

  2. サイドキック(横向きで足を前後に振る)

これらをやると、太ももやお尻の大きな筋肉が動き、温かい血液がドバッと足先へ流れ込みます。

◆「布団の中で」でOKです

「布団の中でもなんとか動くことができます」と書いているところが実用的です。 ピラティスとしては、柔らかい布団の上では骨盤が安定しないので「正しく」はありません。

でも、寒い夜にわざわざ布団から出てマットを敷くなんて無理ですよね。 「あきらめないでください」と当時の私も書いています。

今夜は布団に入ったまま、モゾモゾと膝を曲げ伸ばししてみませんか? 指先を揉むよりも、ずっと早くポカポカしてくるはずです。

◆ワクワクのおすそわけ:坂村真民さんの詩

通信の隅っこに、仏教詩人・坂村真民(さかむらしんみん)さんの詩が紹介されていました。

生きているからには しょぼしょぼとした目なんかせず 生き生きした魚の目のように いつも光っていようではないか

寒くて背中が丸まりがちな季節ですが、目だけは光らせて、春を待ちたいと思います。

ラボ管理人