今年の梅雨は、本当によく雨が降りますね。この時期、身体のために一番気をつけたいことは「濡れたままでいないこと」。濡れた服は、体内の余分な水分を排出することを妨げ、消化器系の働きが弱まることで体調を崩しやすくなってしまいます。

梅雨が明けたら夏本番!暑さと湿気に負けず、元気に夏を楽しみましょう♪

 

◆「力をぬく」ということ1◆ 

ふたりの生徒さんから「泳ぐのがうまくなりました!」と報告がありました。そして、10メートル泳ぐので精一杯だった私は、30分の練習で25メートル泳げるようになりました。3人の感想の共通点は、『力を抜く』ができるようになったということ。「水に浮くために力を抜きなさい」よく言われることだと思います。本人はすでに抜いてるつもりなんですよね。でも、本当の脱力の状態がどういうものか、分かっていないからできない、経験したことがないから再現できないのです。ピラティスの動きや呼吸やリリースを通して、初めて本当の脱力を感じた方も多いことでしょう。

この「力を抜くこと」。水泳だけでなく、身体を動かすあらゆるスポーツに良い影響を与えます。剣道や柔道、テニスや野球も、力を抜いてかまえているからこそ力を発揮できるのです。

今まで苦手だったスポーツや避けていた運動、もういちど試してみませんか?以前と動きの違う自分を発見できるかもしれません。きっと楽しみが増えるはずです。

 

◆「力をぬく」ということ2◆ 

暑くて寝苦しい夏。少しでも睡眠の質を上げたいですよね。

深い眠りを妨げる原因のひとつが、「いびき」。電車内や旅行先で、自分がいびきをかいていないか気になる方も少なくないと思います。原因は、口呼吸、肥満、ストレスなど、いろいろありますが、いびきに悩んでいる方は、首から肩がとても固いように感じます。

 

首の固さによって、首の骨は正しい整列を保てなくなります。それに伴い、気道の形も歪み狭くなってしまいます。その結果、呼吸をした時の空気抵抗が大きくなり、のどの振動が増し、いびきをかきやすくなります。

 

ですから、寝る前にミカサボールのリリースを取り入れてみてください。

頭の後ろ(目の裏側)をすれば、首から肩の力を抜くことができます。

さらに、骨盤の後ろ(仙骨)、骨盤底筋もセットですると、全身の力も抜くことができるので、より深い睡眠につながります。

 

ラボ管理人’s Eye:「脱力」は、単にダラけることではない

ピラティスで追求する「力を抜く」とは、単に筋肉をオフにすることではありません。

必要なところ(体幹・インナーマッスル)には適度なトーンを保ちつつ、不要な力み(肩や首の緊張)を解放する「コントロール」の状態を指します。

例えば「いびき」の悩み。 首周りが力んでいると、寝ている間も気道が十分に確保できず、身体は酸欠状態に。 これではいくら寝ても疲れは取れません。

ミカサボールを使って仙骨や後頭部をリリースするのは、脳に「ここはもう頑張らなくていいよ」という安心感を与える作業でもあります。

水泳でも睡眠でも、本当の脱力を手に入れたとき、あなたのポテンシャルは最大化されるはずです。

ラボ管理人