布団を信じて、身をまかせる〈過去の通信より2015年2月号〉

手書き通信の発掘シリーズ、今回は2015年2月号のご紹介です。 通信には大きなハートのイラスト(もちろん手描き)が載っていて、バレンタインの話題から始まっています。 当時はスタジオが1周年を迎える直前で、編集した方(私、管理人ではない)もなんだか浮き足立っていた様子が伺えます。

さて、そんな2月の通信に書かれていた「からだの話」が、なかなか今の季節にも通じる内容だったのでシェアさせてください。

◆朝起きたとき、すでに疲れていませんか?

まだまだ寒いこの時期、朝起きた瞬間に「あれ、首が痛い」「肩が凝っている」と感じることはありませんか? 寒いとどうしても布団の中で身体が縮こまってしまい、無意識のうちに力が入ってしまうのが原因です。

寝る前にお風呂で温まったり、ストレッチをしたり、ミカサボールでリリースをしているのに、なぜか朝にはガチガチになっている……。

そんな方に、10年前の通信ではこんな問いかけをしています。

「あなたは、いつも寝ているそのお布団を信じていますか?」

◆信じて身をまかせるという技術

「布団を信じる?」と不思議に思うかもしれません。 ですが、身体の力み(緊張)というのは、「自分で自分を支えなきゃ」という無意識の防御反応でもあります。

あなたの背中にある敷布団は、あなたの身体をやさしく包み込むように支えてくれます。 頭が乗っている枕も同じです。 だから、自分で無理に姿勢を保とうとせず、安心して身をまかせていいのです。

◆とろけるような脱力へ

仰向けになったら、敷布団と枕に「自分の体重をすべて預ける」イメージを持ってみてください。 背中が沈み込み、全身がやわらかく受け止められているのを感じながら、ゆっくりと深い呼吸を繰り返します。

ピラティスでも「重力に身を任せる」という感覚はとても重要です。 「力を抜いて大丈夫!」と自分に許可を出せたとき、初めてとろけるように身体の緊張が解けていくのを感じるはずです。

◆ワクワクのおすそわけ:かんたんお菓子

ちなみに、この号のおすすめ本は白崎裕子さんの『かんたんお菓子』でした。 バターも牛乳も卵も白砂糖も使わないレシピ集。 バレンタインの時期、「甘いものの誘惑は怖いけど、食べたい!」という葛藤から、この本を選んだのだと思います。

心も身体も、少しずつ強張りを手放して、春を迎える準備をしていきたいですね。

ラボ管理人